兵庫県立がんセンター「美容外来」始めました。

黄色いハイビスカスの花言葉は、「輝き」です。



明石市にある兵庫県立がんセンターに「美容外来」ができました。
がん治療を美容の力で前向きにレーザーによる
シミの除去の様子が紹介されました。

美容外来に通う女性の談話です。

朝、鏡を見てお化粧するときに前はこのへんに大きなシミがあったのに
ここにシミがあっていやだな人前に出すのはいやだなと思ってたんですけど
消えてうれしいです。
病院に診察に来る日、バスに乗ってくるときに気持ちが暗くなるんですけど
美容外来に来る日は病気のことはちょっとどけておいて
気持ち明るく来られて治療してもらって気分よく帰ってます。
とてもうれしそうな笑顔でした。

兵庫県立がんセンター　医師　熊西麗衣さんの談話です。

普段は乳がんの患者の治療にあたっています。
形成外科の技術を美容に活用できないかと。
患者を支えられるのでは。
患者さんの中にはここに来ること自体がつらいんだと
おっしゃる方もいらっしゃいます。
そんな中でわれわれの専門には美容というものもありますので
それを使って少しでも楽しく病院に来ていただける日ができないかなと。
あえてがんセンターの中で美容外来というのを始めてみました。
美容の悩み全般に応じます。
ぬり薬やレーザーによるシミ・色素沈滞等の治療を行なっています。

きょうはがんのためじゃなくて自分のために
楽しむためにがんセンターに行くんだよ。
美容をすることで前向きに楽しいことをしたいなと思うことが
がん治療を乗り越える力につながると思うので
美容を利用していただいたらと思います。

兵庫県立がんセンター
https://hyogo-cc.jp/