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ナツアカネ

ナツアカネ

ナツアカネ Sympetrum darwinianum(Selys,1883)

♂:全長33~43mm
  腹長21~27mm
  後翅長23~32mm

♀:全長35~42mm
  腹長20~28mm
  後翅長23~32mm

【生息環境】平地~山地の池沼・湿地・水田など。
【生活史】卵期間半年程度、幼虫期間3~5カ月程度(1年1世代)。
卵で越冬するが、飼育下では1か月ほどで孵化することもある。

【形態】アキアカネよりも少し小型のアカトンボで♂は成熟すると全身が赤化する。
アキアカネと似るが、本種は胸部第1側縫線上の黒色条が四角く断ち切れる。
成熟♀は腹部背面が赤化する個体が多いが、褐色型♀もみられる。
♀は翅の基部に橙色斑がある個体もいる。

ナツアカネ

【分類】国内の種ではマダラナニワトンボとごく近縁で、種間雑種も知られる。
【備考】北海道~九州まで、もっとも普通のアカトンボの一種だが、
地域によっては減少している。

赤とんぼといえば、三木露風です。

森麻季さんの歌う、赤とんぼです。
https://www.youtube.com/watch?v=Kx0uwD9AOt4

作詞者、三木露風の生家は兵庫県のたつの市にあります。
https://www.city.tatsuno.lg.jp/machinamitaisaku/seika.html

アキアカネとの見分け方を、以下のサイトに教えてもらいました。

いきもの通信 Vol.425[今日のいきもの]アキアカネとナツアカネの判別方法
http://ikimonotuusin.com/doc/428.htm

アキアカネとナツアカネ | 東京お気楽カメラ
https://okiraku-camera.tokyo/blog/?p=4672

トンボの解説は、日本のトンボ 尾園暁・川島逸郎・二橋亮 著 文一総合出版より
ナツアカネの写真は、2021年8月4日に神戸市垂水区で撮影しました。
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[Tag] * ナツアカネ
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Comments







非公開コメント
これだけ赤いトンボは、はじめて見ました!
暦の上では秋になりましたが、これからトンボを見る機会も増えるかもしれませんね。
少し声楽をやっていた頃があり、高音が含まれる「赤とんぼ」は、今も自宅でときどき歌って、声の調子をチェックしています(^◇^;)
2021-08-08-06:08 utokyo318
[ 返信 * 編集 ]
らいとNGC7000
utokyo318さんへ

コメントありがとうございました。
赤いトンボの種類は多いです。
トンボ辞典とにらめっこです。

「赤とんぼ」は世代を超えて、みんなが知っている童謡。
色々ありますが、ナンバーワン!と思う方の歌声を紹介しました。
これからも歌い継がれて欲しいです。
2021-08-08-07:26 らいとNGC7000
[ 返信 * 編集 ]
こんばんは
赤とんぼを見ると、少しは秋?かと気持ちが涼しくなりますね~
この暑さたまらんです(苦)

お休みしている間も訪問ありがとうございました
2021-08-08-19:13 hayabusa
[ 返信 ]
hayabusaさんへ

コメントありがとうございました。

立秋をすぎると秋の気配を感じますね。
セミもツクツクボウシが鳴きだしました。
まだ残暑は厳しいですね。
お盆は静かにすごしますよ。
2021-08-08-19:58 らいとNGC7000
[ 返信 * 編集 ]
こんばんは
秋を伝えるトンボ
どこか寂し気に感じます

「赤とんぼ」心に染み入る童謡
郷愁にかられるような歌ですね
2021-08-08-21:37 トマトの夢3
[ 返信 ]
トマトの夢3さんへ

コメントありがとうございました。
秋が近づくにつれ、赤みが増していくとのことです。
アキアカネは夏の暑い時期は、高い山の方へ集団で移動しているそうです。
秋になると、群れを成してたくさん飛んでいるイメージですが、
農薬の影響で一時、激減してしまい、現在回復の途上にあるかどうかを、
全国で注意深く観察されているところです。
三木露風さんは兵庫県にゆかりのある人ですので、記事にしましたよ。
2021-08-08-22:24 らいとNGC7000
[ 返信 * 編集 ]
赤とんぼにも種類があるんですね ← 当たり前ですが wwww
アキアカネ と ナツアカネ ^^
これは憶えやすいですね ^^
韓国でよく見るトンボは シオカラトンボみたいな感じですね ← 捕まえてないので 怪しいですけど wwww

  駐在おやじ
2021-08-09-08:54 駐在おやじ
[ 返信 ]
駐在おやじさんへ

コメントありがとうございました。

アキアカネは夏の間は集団で高い山地へ移動しているので、
真夏に見られるのはナツアカネであることが多いそうです。
トンボの判別は難しいので、今度からは真横から撮ることにも
注意しようと思っています。

水辺のあるところだと、韓国でもたくさんの種類のトンボがいそうですね。
海を渡ってくるトンボもいるのかな?^^
さすがに難しそうですね。
2021-08-09-09:23 らいとNGC7000
[ 返信 * 編集 ]