トリケラトプス展
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特別展 恐竜戦国時代の覇者!トリケラトプス ~知られざる大陸ララミディアでの攻防~ は、
2014年3月21日(金・祝)~5月25日(日)に開催されました。
大阪市立自然史博物館・長居植物園40周年記念企画です。
その展示を、7年前の写真ですが、紹介したいと思います。

[主催]大阪市立自然史博物館、読売新聞社、中央宣伝企画
[後援]大阪スポーツみどり財団(長居植物園)、大阪よみうり文化センター、
大阪府公衆浴場業生活衛生同業組合
[協賛]ダイワボウ情報システム
[協力]国立科学博物館、天草市立御所浦白亜紀資料館、群馬県立自然史博物館、篠山市、
丹波市、栃木県立博物館、名古屋大学博物館、Burpee Museum of Natural History、
兵庫県立人と自然の博物館、福井県立恐竜博物館、北海道大学総合博物館、
ミュージアムパーク茨城県自然博物館、モンゴル科学アカデミ―古生物学センター、
ロイヤル・オンタリオ博物館
モンゴル科学アカデミー古生物学センターと岡山理科大学による恐竜研究
http://dinosaur.ous.ac.jp/
http://dinosaur.ous.ac.jp/pdf/box/project_report2018.pdf
ケラトプシア類は恐竜のひとつのグループで、
恐竜の中でもかなり後の1億6400万年~1億5700万年前に登場し、
以後8000万年間、小型~中型の植物食恐竜として生きてきた。
しかし、恐竜時代(中生代)が終わりを迎える白亜紀の最後の1500万年間に、
ケラトプシア類は突如として大型植物食恐竜としてのスターにのし上がり、
地球の動物の歴史の上で、まれに見るほど急激な多様化を成し遂げ、角とフリルで着飾った。
1500万年間絶えず、新しい種類が出現し、消滅するというように、激しく入れ替わり、
まさに群雄割拠の様相であった。ケラトプシア類は恐竜時代の中でどのように登場して、
どのように繁栄していったのだろうか。彼らはどんな特別な動物だったのだろうか。
ケラトプシア類の下剋上物語がこれから始まる。(S.F.)

地球史の中の恐竜時代の説明です。
恐竜は中生代、今から約2億5200万年前から6600万年前に生きていました。
中生代は、現在よりもずっと温暖な気候で、大陸の分布も大きく異なっていました。

ララミディア大陸についての説明です。
白亜紀後期は、海水面が現在よりも数百メートルも高く、
北アメリカ大陸は東西に分断されていました。
東はアパラチア大陸、西はララミディア大陸です。

トリケラトプスの頭の骨です。

インロン(Yinlong)
インロンはジュラ紀後期オックスフォーディアンに地球上に初めて登場したケラトプシア類です。
中国新疆ウイグル自治区のシシューゴー層から、ほぼ完全な骨格が見つかっています。
全長1.2mほどで恐竜としては小型の動物でした。

ケラトプシア類系統樹です。


ジュラ紀の植物の化石の説明です。

大型植物食恐竜の系譜の説明です。

トゥオジアンゴサウルス(Tuojiangosaurus)
ステゴサウリア類はジュラ紀中期から白亜紀前期にかけて汎世界的に生息した植物食恐竜です。
ステゴサウリア類の仲間の中で最も有名なのが、背に巨大な板をもつ北アメリカのステゴサウルスです。
その中でも、トゥオジアンゴサウルスは中国四川省のジュラ紀後期の地層から発見された、
アジア初のほぼ完全なステゴサうリア類の化石です。
最も原始的なケラトプシア類インロンと同時代の地層から見つかる恐竜です。

トゥオジアンゴサウルスの全身骨格、足の部分です。

背中の板です。

ステゴサウリア類の板と棘は何のためにあるか?
体温の調節のために使われた可能性があります。

トゥオジアンゴサウルスの尾です。
昔の写真が見つかりましたので、後日続きを書こうと思っています。
私みたいに恐竜好きな人、そうでもない普通の人、お付き合いくださればと思います。
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その一言、ありがとうございました。
続きを必ず書きます。
後日、ご訪問下さるとうれしいです。
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