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鶉野飛行場跡と資料館

鶉野飛行場資料館

小野市にある、ひまわりの丘に行く前、最初の目的は紫電改を見ることでした。
加西市にある、鶉野(うずらの)飛行場資料館へ行ってきました。
きよとしさんが、どうしても訪れたかった場所です。

鶉野飛行場跡

盆地の中に広がっているのは、滑走路の跡でしょうか。

鶉野飛行場資料館 紫電改

8月10日(火曜日)は、資料館が閉まっていることはわかっていましたが、
一度どうしても見たかったのだと、きよとしさんはおっしゃいます。
外からガラス越しに撮影しました。

鶉野飛行場資料館 パイロット募集

紫電改のコックピットに搭乗体験ができます。
第1・第3日曜日(8月を除きます)に資料館は開館しています。

紫電改

目の前で見る紫電改は大きく感じました。

鶉野飛行場資料館 補修台

紫電改と加西市のかかわりについて。

先の大戦において、航空機の技術はめまぐるしく進歩しました。大戦では航空機による戦が重要視され、
各国が新型戦闘機の開発を急ぎました。水上機を専門とした川西航空機では菊原静男主任設計士たちが
初めての陸上戦闘機である「紫電」を開発し、「零戦」をはるかに凌ぐ2,000馬力のエンジンを搭載し、
20mm機銃4丁も搭載しました。西宮の鳴尾工場で生産が始まりましたが、鳴尾工場だけでは
海軍の増産命令に対応が出来ず、昭和17年6月、遊休となっていた日本毛織姫路工場が
航空機生産工場へと用途変更されました。姫路には飛行場がなかったため、
加西の東笠原に組立工場が、鶉野(うずらの)に滑走路が建設されました。

姫路工場で生産した「紫電」は3分割し、馬車で加西へと運んだ後、再度組み立てられました。
昭和19年秋、川西航空機の設計者たちが「紫電」の改良型である「紫電改」を誕生させ、
日本海軍は起死回生にかける戦闘機として、増産命令を出しました。
姫路工場では昭和20年3月より「紫電改」の生産が開始し、
同時期に全長1,200mの試験飛行用滑走路が完成しました。
これが今に残る滑走路跡です。

鶉野組立工場では終戦までに「紫電」466機、「紫電改」46機が組み立てられ、
終戦時(昭和20年8月31日時点)には、「紫電」57機、「紫電改」13機が残っていました。
同年10月16日には、米軍が「紫電」3機を実験のため、
米空母「バーンズ」に搭載して、横須賀からアメリカへと運びました。

紫電改

後方から見た紫電改です。

鶉野飛行場跡

隣りでは新しい資料館が建設中です。
作業中の方に挨拶をして、伺いましたので、資料館が追加されるのだと思います。

鶉野飛行場資料館

鶉野飛行場資料館を少し離れたところから見た様子です。

加西市の風景

若い優秀なパイロット候補生が訓練を受け、本土防衛のために
命をかけて飛び立って行った事実に目頭が熱くなります。
戦争は決して行ってはいけない。
今の平和な時代を築いて下さったことを先人に感謝をし、
毎日を真面目に謙虚に生きることが大切なのだと思います。

「紫電改」の悲劇語る残骸 B29と交戦、墜落の旧日本軍機 ガラス片など50点発見|【西日本新聞me】
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/469484/

【戦争秘話】22歳のイケメン零戦隊長が遺した、壮絶なる空戦の記録(神立 尚紀)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/73604?imp=0

鶉野飛行場資料館 | (一社)鶉野平和祈念の碑苑保存会
https://uzurano.com/uzurano-airfield-museum
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[Tag] * 紫電改
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Comments







非公開コメント
こんばんは
紫電改のコックピットの 迫力
臨場感ありますね
搭乗し計器類を見てみたくなります
資料館が増設されるとは 凄いですね
2021-08-14-20:58 トマトの夢3
[ 返信 ]
トマトの夢3さんへ

コメントありがとうございました。
資料館は8月は閉まっていますが、
9月からの第一、第三日曜日に開放されています。

保存会の方が大切に守って下さっているから
見学する人も実際に触れることができますね。
会うことはできませんでしたが、感謝の気持ちをお伝えしたいです。
2021-08-14-21:12 らいとNGC7000
[ 返信 * 編集 ]
こんにちは!
飛行場の跡地があるんですね!
これはガラス越しにでも見たいですね✨
2021-08-14-22:39 tkmtrip
[ 返信 ]
tkmtripさんへ

コメントありがとうございました。
はい。資料館の開館時間が限られていますので、
紫電改はガラス越しでも見たかったのです。
訪れてよかったです。
2021-08-14-23:36 らいとNGC7000
[ 返信 * 編集 ]
こんばんは
技術者は優秀ですね。
今回のオリンピックでもそうですが、
アスリートやスタッフはがんばっているのに、
指導部がぼんくらなのが困ったことです。
2021-08-15-01:12 万葉
[ 返信 * 編集 ]
今日は終戦記念日ということって、戦争についてあらためて考えさせられました。
こちらの施設の展示も、末永く続けていただきたいですね。
私はボーイング社の工場見学をしたことがありますが、これも貴重な体験でした。
2021-08-15-06:03 utokyo318
[ 返信 * 編集 ]
万葉さんへ

コメントありがとうございました。

紫電改を設計した技術者、間に合わそうと工場で懸命に働いた人たち。
国を守るために毎日を必死で生きていたと思います。

責任を取らない指導部が増えましたね。
本人の行動が伴ってない口先だけでは、
国民の反発を招くばかりです。
2021-08-15-07:30 らいとNGC7000
[ 返信 * 編集 ]
utokyo318さんへ

コメントありがとうございました。

毎年、戦争を体験した人たちが亡くなっていきますね。
つらい体験を胸にしまったまま逝かれる人も多くいらっしゃるのだと思います。
私たちは一人でも多くのひとからその体験を聞いて、
伝え聞いたことを後の世代に語っていかなければならないと思います。
2021-08-15-07:34 らいとNGC7000
[ 返信 * 編集 ]
こんにちは。

ボーイング社の工場見学に行かれましたか!!
良いですねぇ~~
エアバスの工場見学も人気がありますね。
行って観たかったです。

広島県江田島で見学した特攻隊のお手紙には、涙がでますね。
人間魚雷も、良く考えたけど虚しいね。
悲しい時代に生きた若者達、必死だったのでしょうね。
2021-08-15-09:53 ヒツジのとっとちゃん
[ 返信 ]
らいとNGC7000
ヒツジのとっとちゃんさんへ

コメントありがとうございました。
utokyo318さんが行かれたようですね。
私も機会を見つけて参加してみたいです。
今日は終戦記念日ですけれど、当時の時代背景や戦争について学び、
考える日を持ってもよいと思います。
2021-08-15-10:09 らいとNGC7000
[ 返信 * 編集 ]