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天声人語 20211013

2021年10月13日(水)の朝日新聞朝刊、天声人語について。
ノーベル経済学賞を受賞したデビッド・カード氏の業績について、説明されていました。
「最低賃金と雇用」の因果関係を分析したものですが、天声人語をお読みください。

市川町 思い出博物館

写真は、砥峰高原を訪れた際、帰りに寄った市川町のお土産店、思い出博物館の紹介です。

「多数の失業者は無慈悲な生存の問題に直面している。
そしてそれと同じくらいの多数の人々が、少額の収入で苦しんでいる」
1930年代初めの大恐慌の時代、米大統領ルーズベルトが発した言葉である。
事態を打開すべく始めたのがニューディール政策だ。

市川町 思い出博物館

▼失業者に仕事を与えるため、ダム開発など公共事業を進めた。
収入のほうは合衆国としての最低賃金を定めることにした。
製造業の時間あたり収入は3割伸びたという(藤本武著『最低賃金制』)

市川町 思い出博物館

▼欧米の国々では20世紀前半、最低賃金の制度が導入された。
しかし長い間、経済学者たちからは批判されてばかりだった。
最低賃金が上がれば企業は人を雇う意欲を失い、雇用そのものが減るとの主張だった。

市川町 思い出博物館

▼それに挑戦したのが、今年のノーベル経済学賞に選ばれたデビッド・カード氏である。
1990年代に米国の二つの州でファストフード店を調査し、
最低賃金の上昇が必ずしも雇用の現象につながらないとの結果を得た。

市川町 思い出博物館

▼最初は人々に受け入れられず、数字の操作も疑われたほどだったと英BBCに語っている。
やがて多くの研究が後に続き、最低賃金への批判は和らいでいった。
米国のいくつかの州ではここ数年、時給を15ドル(1700円)まで上げ、
働く人に報いる動きが出ている。その水準まではいかないが、日本でも引き上げが続いてきた。

市川町 思い出博物館

▼ノーベル平和賞は言論の危機を、物理学賞は気候の危機を映し出した。
そして経済学賞は所得格差の問題に光をあてた。

市川町 思い出博物館

きくらげ、納豆、お味噌など、手作り品中心です。

市川町 思い出博物館

菊芋チップス、焼き穴子、各種お漬物など、山の幸を中心に豊富にありますね。

市川町 思い出博物館

人気ナンバーワンのタズミの卵を原料とした商品です。
テレビで取り上げられたことがあるそうです。

市川町 思い出博物館

市川町の特産品をはじめとしたお土産店「思い出博物館」、次回へ続きます。
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Comments







非公開コメント
No Subject
こんばんは
難しい話は・・・あまりわからないです😅
すみません。
特産品コーナーはついつい見てしまいますね。
次回も楽しみにしております。
2021-10-13-19:58 祐希
[ 返信 * 編集 ]
らいとNGC7000
No Subject
祐希さんへ

コメントありがとうございました。
経済学について、一般市民は普段あまり深く考えませんね。
簡潔に分かりやすく紹介されていたので、天声人語を載せましたよ。
天声人語、たまには良いこと書くんですよ。
たまには、ですけれど。^^
2021-10-13-21:01 らいとNGC7000
[ 返信 * 編集 ]
こんばんは。
美味しそうなものが揃ってますね。
こういう産直コーナーには惹かれるように入ってしまいます。
2021-10-13-23:06 Ms.れでぃ
[ 返信 * 編集 ]