神戸芸術工科大学 芸工祭2021_1
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10月16日(土)に、神戸芸術工科大学の芸工祭へ行ってきました。
私は楽しみにしていました。
とても個性的で、努力家で、そんな人たちの集まるKDUだからです。

芸工祭パンフレットより
ストーリー
わたしの「て」
あなたの「て」
つながる「て」
うみだす「て」
「て」と「て」で楽しみ
「て」と「て」で笑う
この「て」ってなーんだ?
テーマ
2021年度の芸工祭のテーマは「てとて」です。
「て」は、人と人を繋ぐものであり、
なにかを生み出すものでもあります。
自らが生み出していくことを学ぶ神戸芸術工科大学
だからこそできる芸工祭。
たくさんの人との繋がりからできている芸工祭。
そんな「なにかを生み出す力」と「人との繋がり」を
大切にしたいと思いこのテーマとしました。
芸工祭当日に行う企画などを通し、企画者や来場者の皆様にも
「人との繋がり」の大切さや
「なにかを生み出す力」の素晴らしさや楽しさを
たくさん感じてほしいと考えています。

理事長 あいさつ
学校法人 谷岡学園
理事長 谷岡一郎
学生のみなさんが待ちに待った「芸工祭」の当日となりました。
2020年、新型肺炎感染拡大により、私たちの日常は大きな変化を余儀なくされました。
芸工祭開催中止もその一つです。開催中止という結果に、やり場のない感情を抱いたことでしょう。
2021年、「てとて」をテーマに芸工祭は帰ってきました。
「て」は、なにかを生み出すものであり、人々を繋ぐものでもあります。その「て」が持つ素晴らしい力を感じていただけるように、との意味が込められていると聞いています。
今は手と手を繋ぐことをためらう世の中です。しかし、「て」によって生み出されたものには、作り手のあらゆる想いが込められており、受け取る「て」によってその想いが繋がり、伝わっていきます。あらゆる困難のなかにおいても、その「て」を動かし、伸ばすことで、人々は繋がることができるのです。
豊かな発想力と想像力をもつ神戸芸工大生の「て」が織りなす今年の芸工祭は、新たな気づきを与えてくれることでしょう。来場者の方々には、本学ならではの大学祭をお楽しみいただければと思います。
最後になりましたが、学生フォーラム執行部をはじめ「芸工祭」に関わる全ての方々に感謝するとともに、ご来場いただきました皆様にも素晴らしい出会いや交流がある「芸工祭」になることを祈念いたします。

学長あいさつ
神戸芸術工科大学 学長 齊木崇人
コロナ禍で中止された昨年の芸工祭を超えて
昨年はコロナ禍にあり芸工祭が中止となりました。しかしその後に企画したシンボルフラッグ(旗)のコンペと制作プロジェクトを皆さんに楽しんでいただけたようです。
正門から上がってきた吉武記念ホール。
前庭には、新宮さんの制作した風の彫刻があります。この彫刻のまわりに、ある日突然にぎやかな旗が出現しました。風にたなびく旗は広場の風景を一変させました。みなさんの発想と表現力に感銘を受けました。
今年のテーマ「てとて」
左右の「て。」
思わず、私の手をみました。
その「て」から生まれる行為や手段は、無限の表現を生み出します。芸術工科大学の多様な表現は、この「て」から生まれます。
「て」は言葉の最初に使われると「たむけ(手向け)」「たなごころ(掌)」となり、行為になると「ちぎる(千切る)」「つける(付ける)」「とる(取る)」と母音が変わります。また語尾に「て」が使われると、「かみて(上手)」「しもて(下手)」など場所を表す名詞に接して、地形、方向、側面などの空間表現や、「きて(来て)」「いって(行って)」「すぎて(過ぎて)」など時間的な表現を表すようになります。
「てとて」は、まさに人と人、行為と行為、空間と時間をつなぎ、創造世界へと誘う魅力的な言葉です。
コロナ禍だからこそ、私達は創造の原点の「て」の価値に気づいたのです。
コロナ禍のデザイン実験と芸術工学のこれから
またたく間に世界に拡散した新型コロナ感染症は、私達の日常生活を大きく変えました。当たり前と思っていたものが、時として不要となり、次々と課題を解決する新しいデザインが生み出されては消えています。デザインは、実験を繰り返し、失敗も含めて共有されていきます。そして、コロナ禍の影響で、直接のコミュニケーションやコラボレーションの機会が減少し、ネット上に情報が拡散する中で、私達はどのような価値基準で真実を選択したら良いのかとまどっています。また、以前の社会に戻ることはないと考えると、社会を変える勇気があるのか、自分がデザインした環境に責任を持てるのかなど、芸術工学への問いかけは広がりました。
今、芸術工学が目指す、複数の専門領域と協議する総合的な思考体系や、夢を持ち社会的平等をめざして人を思いやる心は、地域社会や地球社会の普遍的な課題となりました。
ここに、新しい芸術工学が誕生する兆しがあります。
さて、2021年芸工祭は「てとて」から何を気づかせてくれるか、皆さんの挑戦に期待しています。

新型コロナウイする感染症の蔓延のため、去年は中止に追い込まれました。
学生の皆さんは、悔しい思いをしたことだと察します。
ギャラリーセレンディップの様子を紹介します。
私は楽しみにしていました。
とても個性的で、努力家で、そんな人たちの集まるKDUだからです。

芸工祭パンフレットより
ストーリー
わたしの「て」
あなたの「て」
つながる「て」
うみだす「て」
「て」と「て」で楽しみ
「て」と「て」で笑う
この「て」ってなーんだ?
テーマ
2021年度の芸工祭のテーマは「てとて」です。
「て」は、人と人を繋ぐものであり、
なにかを生み出すものでもあります。
自らが生み出していくことを学ぶ神戸芸術工科大学
だからこそできる芸工祭。
たくさんの人との繋がりからできている芸工祭。
そんな「なにかを生み出す力」と「人との繋がり」を
大切にしたいと思いこのテーマとしました。
芸工祭当日に行う企画などを通し、企画者や来場者の皆様にも
「人との繋がり」の大切さや
「なにかを生み出す力」の素晴らしさや楽しさを
たくさん感じてほしいと考えています。

理事長 あいさつ
学校法人 谷岡学園
理事長 谷岡一郎
学生のみなさんが待ちに待った「芸工祭」の当日となりました。
2020年、新型肺炎感染拡大により、私たちの日常は大きな変化を余儀なくされました。
芸工祭開催中止もその一つです。開催中止という結果に、やり場のない感情を抱いたことでしょう。
2021年、「てとて」をテーマに芸工祭は帰ってきました。
「て」は、なにかを生み出すものであり、人々を繋ぐものでもあります。その「て」が持つ素晴らしい力を感じていただけるように、との意味が込められていると聞いています。
今は手と手を繋ぐことをためらう世の中です。しかし、「て」によって生み出されたものには、作り手のあらゆる想いが込められており、受け取る「て」によってその想いが繋がり、伝わっていきます。あらゆる困難のなかにおいても、その「て」を動かし、伸ばすことで、人々は繋がることができるのです。
豊かな発想力と想像力をもつ神戸芸工大生の「て」が織りなす今年の芸工祭は、新たな気づきを与えてくれることでしょう。来場者の方々には、本学ならではの大学祭をお楽しみいただければと思います。
最後になりましたが、学生フォーラム執行部をはじめ「芸工祭」に関わる全ての方々に感謝するとともに、ご来場いただきました皆様にも素晴らしい出会いや交流がある「芸工祭」になることを祈念いたします。

学長あいさつ
神戸芸術工科大学 学長 齊木崇人
コロナ禍で中止された昨年の芸工祭を超えて
昨年はコロナ禍にあり芸工祭が中止となりました。しかしその後に企画したシンボルフラッグ(旗)のコンペと制作プロジェクトを皆さんに楽しんでいただけたようです。
正門から上がってきた吉武記念ホール。
前庭には、新宮さんの制作した風の彫刻があります。この彫刻のまわりに、ある日突然にぎやかな旗が出現しました。風にたなびく旗は広場の風景を一変させました。みなさんの発想と表現力に感銘を受けました。
今年のテーマ「てとて」
左右の「て。」
思わず、私の手をみました。
その「て」から生まれる行為や手段は、無限の表現を生み出します。芸術工科大学の多様な表現は、この「て」から生まれます。
「て」は言葉の最初に使われると「たむけ(手向け)」「たなごころ(掌)」となり、行為になると「ちぎる(千切る)」「つける(付ける)」「とる(取る)」と母音が変わります。また語尾に「て」が使われると、「かみて(上手)」「しもて(下手)」など場所を表す名詞に接して、地形、方向、側面などの空間表現や、「きて(来て)」「いって(行って)」「すぎて(過ぎて)」など時間的な表現を表すようになります。
「てとて」は、まさに人と人、行為と行為、空間と時間をつなぎ、創造世界へと誘う魅力的な言葉です。
コロナ禍だからこそ、私達は創造の原点の「て」の価値に気づいたのです。
コロナ禍のデザイン実験と芸術工学のこれから
またたく間に世界に拡散した新型コロナ感染症は、私達の日常生活を大きく変えました。当たり前と思っていたものが、時として不要となり、次々と課題を解決する新しいデザインが生み出されては消えています。デザインは、実験を繰り返し、失敗も含めて共有されていきます。そして、コロナ禍の影響で、直接のコミュニケーションやコラボレーションの機会が減少し、ネット上に情報が拡散する中で、私達はどのような価値基準で真実を選択したら良いのかとまどっています。また、以前の社会に戻ることはないと考えると、社会を変える勇気があるのか、自分がデザインした環境に責任を持てるのかなど、芸術工学への問いかけは広がりました。
今、芸術工学が目指す、複数の専門領域と協議する総合的な思考体系や、夢を持ち社会的平等をめざして人を思いやる心は、地域社会や地球社会の普遍的な課題となりました。
ここに、新しい芸術工学が誕生する兆しがあります。
さて、2021年芸工祭は「てとて」から何を気づかせてくれるか、皆さんの挑戦に期待しています。

新型コロナウイする感染症の蔓延のため、去年は中止に追い込まれました。
学生の皆さんは、悔しい思いをしたことだと察します。
ギャラリーセレンディップの様子を紹介します。
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コメントありがとうございました。
今年は去年に続いて、コロナが蔓延しているため、
学園祭を一般市民に公開しないと決めた大学もあります。
毎年、開催、参加できるかというとそうでないことがあるのも分かりました。
ですから、貴重な機会だと思うのです。
学生のみなさんは、本当、親切なんですよ。
これからも市民に愛される芸工祭であってほしいですね。
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