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神戸市立小磯記念美術館 特別展 貝殻旅行 三岸好太郎・節子展

おはようございます。
数日前より新型コロナ感染者の数が激増していますね。
年末年始の帰省の影響ではなく、米軍基地に出入りする人たちから
街中へ一気に広がった、そういう印象を受けます。

わかった、検査しておくと言いながら、実際は何もしていなかった事実にあ然とします。
日本国内では、個人個人が毎日細心の注意を払っているのに、それはないだろう。
無責任な輩だ、と憤慨していましたが、ここまで広がった以上、
さらに気をつけて行動するしかないですね。

特別展 貝殻旅行 三岸好太郎・節子展

去年の12月23日のことです。
六甲アイランドを散歩していると、大きな看板が目に入りました。
特別展 貝殻旅行 三岸好太郎・節子展 とあります。
貴女を裏切った事がいつあったろう
一番左に不気味な文章を見た私は、そんなこと言われてもなあ、真実は一つ。
などと思いながら、神戸市立小磯記念美術館へ行ってみることにしました。

神戸市立小磯記念美術館

小磯良平氏は、神戸市出身の洋画家で、美術の教科書にも載っていました。
バレリーナの控室で休憩している様子の絵がよく知られていると思います。
肖像画も風景も静物もバラエティに富んだ絵が、この美術館には展示されています。

神戸市立小磯記念美術館

そんな小磯記念美術館で三岸さんご夫妻の作品展示?貝殻旅行?
と思いながら入ることにしました。

小磯良平氏のアトリエ

館内には中庭があります。
ガラス越しに小磯良平氏のアトリエを見ることができます。
昭和24年当時の姿に復元されたものです。

三岸好太郎・節子展

特別展は、旦那さんの三岸好太郎氏の作品から展示・紹介されていました。
初期は風景画や人物像(モデルは節子さん)など、丁寧に描かれている様子でしたが、
だんだんと作風が変わっていく様子がわかりました。
奥さん(節子さん)にアタックしていた若かりし日の作品が良かったです。
二人仲良く同じ場所で描いたらしき風景画がありました。

その後、物の輪郭を黒く太く描いてみたり、重厚さが増していく感じを受けました。
美しいな!と感じる作品もあるのですが、だんだんと抽象的な方向へと、
ぱっと見では何かな?と感じるものまで現れてきたので、理会するのに難しかった。
私の感想は、初期と、蝶の絵が良かった、です。

貝殻旅行

この先の作品を見たいな!と思ったのですが、
貝殻シリーズの絵が、とある富豪の方の目に留まり、高く買い上げられたそうです。
そのお金で、京都など楽しく旅行されたのですが、旅行後、一人名古屋にとどまった
好太郎さんは31才という若さで突然、亡くなってしまいます。

北海道立三岸好太郎美術館
https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/mkb

好太郎さんを亡くされた節子さんですが、
その後、男性との遍歴が少しあったりもしますが、自分のため、旦那のためと奮闘されます。
女性の画家があまり認められなかった時代に、自ら道を切り開いた不屈の画家だったと知りました。

遺作 さいたさいたさくらがさいた 三岸節子

さいたさいたさくらがさいた という作品は、三岸節子氏の遺作となりました。

1998年の作品です。
1992年に脳梗塞を患い、左半身の麻痺が残った節子。
本作を制作中、桜は潔ぎのよい花ではないとし、
「生命に執着し、執念を燃やす怖さが描けなければ、
本当の桜を描いたことにはなりません。
今の私なら描くことができます。美しさと怖さとを」と語っている。

一宮市三岸節子記念美術館
http://s-migishi.com/

特別展 貝殻旅行 三岸好太郎・節子展 解説

小磯カフェ&ショップ

小磯記念美術館内には、お土産・グッズを扱っているお店の隣にカフェが併設されています。
神戸牛すじカレーライスがお勧めとありましたので、お昼ご飯に食べることにしました。

小磯カフェ

店内はきれいで見通しも良いです。

神戸牛すじカレーライスセット マンドリルカレー

マンドリルカレーに牛すじのお肉の入ったものは、ここでしか食べられないそうです。
受付の方に聞きましたので、間違いないです。
900円ですが、このカレーとても美味しいです。

神戸牛すじカレーライス マンドリルカレー

味の方ですが、中辛よりは少し辛い程度。
辛口よりマイルド、口の中で野菜の味、果実の味が広がりますが、甘くはない。
牛すじ肉も、不足なし。これは美味しい(2回目)と
私は静かな中、心の中でうなりました。

コンソメスープ

熱いコンソメのスープもカレーに合います。
ぜひまた来ようと思った、小磯記念美術館でした。

リンク先
神戸市立小磯記念美術館 / Kobe City Koiso Memorial Museum of Art
https://www.facebook.com/KoisoMuseum
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Comments







非公開コメント
No Subject
こんばんは
真っ先にカレーに目がいってしまいました。
お腹が空いていたからでしょう。
>桜は潔のよい花ではないとし、
なんというか、腑に落ちる言葉です。
2022-01-07-18:53 祐希
[ 返信 * 編集 ]
No Subject
祐希さんへ

コメントありがとうございました。
ここのカレーはおすすめです。
静かな環境の中、落ち着いてじっくりとお召し上がりください。
桜がいさぎよくないというのは、ご自分の人生と重ね合わせる
ところがあったのではないか、と思いました。
体が思うように動かなくなっても、最後まで強い気持で
絵に真摯に挑んでいたことは、立派な姿だと思います。
決してあきらめてはいけませんね。
2022-01-07-21:53 らいとNGC7000
[ 返信 * 編集 ]
こんばんは。
三岸夫妻の展覧会、行かれたのですね。
私もミュシャ展に行った時に行こうかなとも考えたのですが、
三岸節子の絵は濃いので、ミュシャの後に観るのを躊躇ってしまい、
パスしました^^;
三岸節子さんは佐伯祐三の奥さんの佐伯米子さんらと一緒に女流画家協会という、女性画家のための協会を設立されています。
男性優位の当時の芸術界では、女流画家の団結が必要だったのでしょうね。
2022-01-07-22:05 Ms.れでぃ
[ 返信 * 編集 ]
こんばんは
貝殻シリーズ見たかったです
買い上げた富豪さんも見たかった(笑)
他では食べられないカレー
食べたいですね。。
2022-01-07-22:09 トマトの夢3
[ 返信 ]
No Subject
Ms.れでぃさんへ

コメントありがとうございました。
六甲アイランドにある美術館はお互いに近いので、
その気になれば、歩いて美術館を巡ることができますよ。
奥様の三岸節子画伯は長生きをされていますね。
信念を持っていたといいますか、絵を見ていると迫力に圧されます。
詳しい説明をありがとうございました。
2022-01-07-22:53 らいとNGC7000
[ 返信 * 編集 ]
No Subject
トマトの夢3さんへ

コメントありがとうございました。
記事中のリンクにあります
北海道立三岸好太郎美術館のHP内に、
絵画と共に説明されてあるコーナーがあります。

貝殻シリーズは、宮古島の海で見られるシャコ貝に似た
貝殻の絵が多かったです。
同じく蝶のシリーズもたくさん描いておられますが、蝶は綺麗でしたよ。

マンドリルカレーというカレーをお出ししているレストランがあるそうです。
そのマンドリルカレーに牛すじ肉を加えたカレーは、
小磯記念美術館でしか食べることができないそうです。
blogでは、芳香なカレーの香りを届けられないのが、もどかしいですよ。
2022-01-07-23:02 らいとNGC7000
[ 返信 * 編集 ]