多井畑厄神へ。
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神戸市西部、地元で親しまれている多井畑厄神さんまで、
ひさしさんと二人歩いて行ってきました。
最初は車で行くつもりだったのです。
この日は良い天気でした。ひさしさんが提案します。
「厄神さんに行く道があってな。今日は絶好の散歩日和やな。
ちょっと山道やけど歩いて行ってみいへんか。
あんたが車で行きたい、言うんやったらやめとくで。」
私は考えました。
ひさしさんの瞳がなぜかキラキラしています。
こういう時は、過去の事例から、賛同するに限ります。
「わかりました。私はその道知らないので教えてください。お願いします。」
「よっしゃ、わかった。あそこ通るの、久しぶりやな。楽しみやで。」

スタート地点は、須磨区菅の台の土池公園前です。
遠くにスーパーマルハチの建物と駐車場が見えています。
位置は、マルハチ名谷店の北になります。

スタート地点からしばらく、下り坂が続きます。
「帰ってくるとき、最後これずっと上ってくるんですか?(・∀・;)」
「そうなるな。覚悟しときや。まあ楽しいもんや。」
「どこがですか。聞いてませんよ。」
「もうスタートしたからな。文句は言わない。まあ楽しんで行こうや。」

川にかかる小さな橋を渡り、小路は続いていきます。


神戸市水道局の用地ですと書いてあります。

うぐいすの里です。
春が近くなるとここからうぐいすが … 誕生しないと思います。
近くで農園をされている団体のようですね。

水道局の施設の前を通って、進んでいきます。

道は細くなり、山道になりました。
平地とゆるやかな坂道が続きます。

小さな畑が広がっています。イノシシを避ける柵も設置してあります。
こんなところまで来て農作業をしている人がいるようです。

こちらの写真をご覧ください。

大根が干してあります。
きっと自家製大根のお漬物(たくあんなど)になるのでしょう。

山道を歩ききった場所から見た東の風景です。
汗をかき、さわやかな気分です。

多井畑厄神さんに着きました。
片道5200歩、往復では約10500歩でした。

入り口では国会議員の和田有一郎さんご本人が笑顔で挨拶されていました。
秘書とかではなく、いつもご本人です。
和田さんは、ここ20年以上、もっとかな、早朝の駅前で見かけたり
お正月には、多聞寺でお会いしたこともあります。
落選した時も当選した時も、いつも礼儀正しく頭を下げています。
政治的な信条はともかく、真面目な人だと私は思いました。
雨の日も雪の日も、長年続けてなかなかできるものではないですよ。

奉納されている品の数々です。

帰りに見つけました。
一年間、6千円で畑作業の基礎から学べるようです。
ただし、車が通れないため、自転車かバイク、徒歩で通うことになります。
帰り道、ひさしさんはぽつりぽつりと話します。
「実はな。この道は昔、亡き家内と歩いた道なんや。あれから22、3年になるかな。
当時はわしも若くて元気やった。今日はふと思い出してな。
この道を久しぶりに歩ききったら自信がつくかなと思ったんや。
私は内心思いました。この時期にそんな話をされて。(・∀・;)
また泣かなあかんやろ。ただでさえ最近涙もろいのに。
先日、ミナミコアリクイの赤ちゃんをテレビで見てて、
行く末を心配して涙ぐんでたなんて書かれへんやろ。
この子はこの先ここで大きくなれるだろうか?と気になるやろ。
「そんな思い出がありましたか。仲良く散歩されていたのですね。」
「そうや。自分で言うのもなんやけど、仲睦まじい夫婦やった。
病気がわかってからは大変やったな。2年の闘病生活であっという間やった。」
「そうでしたか。」
「よっしゃ、帰るとするか。」
「気をつけて帰りましょう。」
多井畑厄除八幡宮
(たいのはた やくよけ はちまんぐう)
https://www.tainohatayakuyokehachimangu.or.jp/
〒654-0133 神戸市須磨区多井畑字宮脇一番地
電話 078-741-0827 Fax 078-734-0680
■交通 JR神戸線「須磨駅」、山陽電鉄「山陽須磨駅」
または、神戸市地下鉄「名谷駅」からバスで「多井畑厄神」下車すぐです。
ひさしさんと二人歩いて行ってきました。
最初は車で行くつもりだったのです。
この日は良い天気でした。ひさしさんが提案します。
「厄神さんに行く道があってな。今日は絶好の散歩日和やな。
ちょっと山道やけど歩いて行ってみいへんか。
あんたが車で行きたい、言うんやったらやめとくで。」
私は考えました。
ひさしさんの瞳がなぜかキラキラしています。
こういう時は、過去の事例から、賛同するに限ります。
「わかりました。私はその道知らないので教えてください。お願いします。」
「よっしゃ、わかった。あそこ通るの、久しぶりやな。楽しみやで。」

スタート地点は、須磨区菅の台の土池公園前です。
遠くにスーパーマルハチの建物と駐車場が見えています。
位置は、マルハチ名谷店の北になります。

スタート地点からしばらく、下り坂が続きます。
「帰ってくるとき、最後これずっと上ってくるんですか?(・∀・;)」
「そうなるな。覚悟しときや。まあ楽しいもんや。」
「どこがですか。聞いてませんよ。」
「もうスタートしたからな。文句は言わない。まあ楽しんで行こうや。」

川にかかる小さな橋を渡り、小路は続いていきます。


神戸市水道局の用地ですと書いてあります。

うぐいすの里です。
春が近くなるとここからうぐいすが … 誕生しないと思います。
近くで農園をされている団体のようですね。

水道局の施設の前を通って、進んでいきます。

道は細くなり、山道になりました。
平地とゆるやかな坂道が続きます。

小さな畑が広がっています。イノシシを避ける柵も設置してあります。
こんなところまで来て農作業をしている人がいるようです。

こちらの写真をご覧ください。

大根が干してあります。
きっと自家製大根のお漬物(たくあんなど)になるのでしょう。

山道を歩ききった場所から見た東の風景です。
汗をかき、さわやかな気分です。

多井畑厄神さんに着きました。
片道5200歩、往復では約10500歩でした。

入り口では国会議員の和田有一郎さんご本人が笑顔で挨拶されていました。
秘書とかではなく、いつもご本人です。
和田さんは、ここ20年以上、もっとかな、早朝の駅前で見かけたり
お正月には、多聞寺でお会いしたこともあります。
落選した時も当選した時も、いつも礼儀正しく頭を下げています。
政治的な信条はともかく、真面目な人だと私は思いました。
雨の日も雪の日も、長年続けてなかなかできるものではないですよ。

奉納されている品の数々です。

帰りに見つけました。
一年間、6千円で畑作業の基礎から学べるようです。
ただし、車が通れないため、自転車かバイク、徒歩で通うことになります。
帰り道、ひさしさんはぽつりぽつりと話します。
「実はな。この道は昔、亡き家内と歩いた道なんや。あれから22、3年になるかな。
当時はわしも若くて元気やった。今日はふと思い出してな。
この道を久しぶりに歩ききったら自信がつくかなと思ったんや。
私は内心思いました。この時期にそんな話をされて。(・∀・;)
また泣かなあかんやろ。ただでさえ最近涙もろいのに。
先日、ミナミコアリクイの赤ちゃんをテレビで見てて、
行く末を心配して涙ぐんでたなんて書かれへんやろ。
この子はこの先ここで大きくなれるだろうか?と気になるやろ。
「そんな思い出がありましたか。仲良く散歩されていたのですね。」
「そうや。自分で言うのもなんやけど、仲睦まじい夫婦やった。
病気がわかってからは大変やったな。2年の闘病生活であっという間やった。」
「そうでしたか。」
「よっしゃ、帰るとするか。」
「気をつけて帰りましょう。」
多井畑厄除八幡宮
(たいのはた やくよけ はちまんぐう)
https://www.tainohatayakuyokehachimangu.or.jp/
〒654-0133 神戸市須磨区多井畑字宮脇一番地
電話 078-741-0827 Fax 078-734-0680
■交通 JR神戸線「須磨駅」、山陽電鉄「山陽須磨駅」
または、神戸市地下鉄「名谷駅」からバスで「多井畑厄神」下車すぐです。
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[Tag] * 多井畑厄神
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コメントありがとうございました。
大根はたぶん、ここの畑で採れたものなのでしょう。
畑の主の姿が見えなかったのが残念でしたよ。
雨水を貯めておくタンクなども完備していましたよ。
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