5月6日未明 みずがめ座流星群が見られます。望遠鏡のある人は、NGC7293も見てみよう。
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おはようございます。
沖縄県は梅雨に入りました。
沖縄の人には申し訳ないですが、本州は五月晴れの季節を迎えます。


5月6日、明日の午前2時~3時頃、天気が良ければ
みずがめ座流星群の活動が見られるかもしれません。

みずがめ座は黄道12星座の一つでありながら、明るい星もなく、地味な星座です。
流れ星を見るときは、南東の空高くに昇っているペガサスの四辺形の南(下)を見るか、
地平線の開けているところでは、秋の星座、みなみのうお座の1等星フォーマルハウト
を目印に、空を観察すると、Yの字を横にした星の並びに気付きます。
そこがみずがめ座の中心部です。
地味なみずがめ座ですが、特筆すべき天体があります。
惑星状星雲NGC7293です。
NGCというのは、天文学者ウィリアム・ハーシェルが作った天体カタログです。
ドイツ出身でイギリスの天文学者で音楽家、望遠鏡製作者。
天王星の発見、赤外線放射の発見など数々の業績で知られています。
土星の2個の衛星、ミマスとエンケラドゥスの発見。
天王星の衛星チタニアとオベロンの発見もウィリアム・ハーシェルです。

(Martin Pughさん撮影)
NGC7293は、地球からの距離は、約700光年。
太陽と似た質量を持つ恒星の典型的な最期の姿だといわれています。
数千年にかけて放出されたガスは、らせん状の星雲を生み出しました。
赤色は水素原子、青緑色は酸素原子の輝線を表しています。

(Ignacio Diaz Bobilloさん撮影)
明るい内部領域は直径3光年、外部はおよそ直径6光年の範囲まで広がっています。
惑星状星雲の一番中心の白い星が、ガスを放出し続けている死にかけている星です。
淡い星雲なので、明るい空では、残念ながら厳しいですが、
空の暗い所では、望遠鏡でその姿を見ることができます。
南の空、わりと低いところに見えますからね。
見るときに、首が痛くなくてすむんですよ。
ベランダから観察するには、助かる天体です。
沖縄県は梅雨に入りました。
沖縄の人には申し訳ないですが、本州は五月晴れの季節を迎えます。


5月6日、明日の午前2時~3時頃、天気が良ければ
みずがめ座流星群の活動が見られるかもしれません。

みずがめ座は黄道12星座の一つでありながら、明るい星もなく、地味な星座です。
流れ星を見るときは、南東の空高くに昇っているペガサスの四辺形の南(下)を見るか、
地平線の開けているところでは、秋の星座、みなみのうお座の1等星フォーマルハウト
を目印に、空を観察すると、Yの字を横にした星の並びに気付きます。
そこがみずがめ座の中心部です。
地味なみずがめ座ですが、特筆すべき天体があります。
惑星状星雲NGC7293です。
NGCというのは、天文学者ウィリアム・ハーシェルが作った天体カタログです。
ドイツ出身でイギリスの天文学者で音楽家、望遠鏡製作者。
天王星の発見、赤外線放射の発見など数々の業績で知られています。
土星の2個の衛星、ミマスとエンケラドゥスの発見。
天王星の衛星チタニアとオベロンの発見もウィリアム・ハーシェルです。

(Martin Pughさん撮影)
NGC7293は、地球からの距離は、約700光年。
太陽と似た質量を持つ恒星の典型的な最期の姿だといわれています。
数千年にかけて放出されたガスは、らせん状の星雲を生み出しました。
赤色は水素原子、青緑色は酸素原子の輝線を表しています。

(Ignacio Diaz Bobilloさん撮影)
明るい内部領域は直径3光年、外部はおよそ直径6光年の範囲まで広がっています。
惑星状星雲の一番中心の白い星が、ガスを放出し続けている死にかけている星です。
淡い星雲なので、明るい空では、残念ながら厳しいですが、
空の暗い所では、望遠鏡でその姿を見ることができます。
南の空、わりと低いところに見えますからね。
見るときに、首が痛くなくてすむんですよ。
ベランダから観察するには、助かる天体です。
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[Tag] * みずがめ座流星群
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