わけあって絶滅しました。展 16
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おはようございます。
わけあって生きのびた生物の続きです。

キーウィは、ニュージーランドの国鳥です。
夜間に活動することから、鋭敏な感覚を備えるようになりました。
ニュージーランド国内では保護されていますが、敵は外から侵入してきた哺乳類です。
日本では、唯一、大阪の天王寺動物園で会うことができます。


カゲロウは、昆虫の中で最初に翅を獲得したグループの一つであると考えられています。
トンボ目と共に、昆虫の中では古い系統に属するもので化石の記録は古生代石炭紀までさかのぼります。
そんな歴史がありながら、成虫として生きられるのは、わずか5時間です。
何とも儚いと感じるのは私だけでしょうか。



カブトガニは、4億5千万年に姿を現してから、ほとんど形を変えていないことから、生きた化石ともいわれています。
クモやサソリの中まで、蟹とは系統的に関与していません。
だらだらすごして生きのびた、とのんきに解説されていますが、生息数が激減しているそうです。
カブトガニは、医療機器の消毒のチェックにおいて、なくてはならない生物ですので、
生息地を守ってあげてほしいと願います。
詳しくは、リンク先をご覧ください。
カブトガニの「青い血」が医療分野で重宝される理由とは?
https://nazology.net/archives/111490



ヤンバルクイナは、沖縄県の本東北部、山原(やんばる)地域に生息している固有種です。
全長は35センチ、体重は340~430グラム。ほとんど飛ぶことはできません。

ヤンバルクイナに関する新発見が2022年9月20日に発表、報道されました。

帝京科学大学などの研究チームが23羽の標本から脳の形を推定しました。
ヤンバルクイナのような空を飛べないクイナ類は、
飛べるクイナ類よりも脳が大きく、賢い可能性が高いとのことです。

飛べないクイナ類は、首も大きい脳を支えられるようにできています。


帝京科学大学 島田将喜准教授によると、
飛べないクイナ類は人類と同じ2足歩行である、と。
研究は「常時2足歩行が脳の大型化を容易にした」仮説を支持するもので
人類学的にも興味深い成果だ、ということです。
(・∀・)? 9月17日の記事で、ダチョウは脳が小さくて、
頭も小さいから生きのびたと書いたばかりです。
環境に応じて、生き延びる戦略は違うということでしょうか。
もしくは、ヤンバルクイナのような鳥は、空を飛べないからこそ、
賢くなって生きのびることができたのかな、と思いました。

コモドオオトカゲは、爬虫類の爬虫綱有鱗目オオトカゲ科オオトカゲ属に分類されるトカゲです。
インドネシアのコモド島やリンチャ島に生息しています。
体長3メートル、体重150キログラムに達するものもいます。
祖先はオーストラリアで大型化し、インドネシアに渡った個体群は生きのびましたが、
元の生息地ではいなくなっています。深い海に囲まれて、敵の侵入を防ぐことができたことが幸いでした。



今日も良い一日をおすごしください。
わけあって生きのびた生物の続きです。

キーウィは、ニュージーランドの国鳥です。
夜間に活動することから、鋭敏な感覚を備えるようになりました。
ニュージーランド国内では保護されていますが、敵は外から侵入してきた哺乳類です。
日本では、唯一、大阪の天王寺動物園で会うことができます。


カゲロウは、昆虫の中で最初に翅を獲得したグループの一つであると考えられています。
トンボ目と共に、昆虫の中では古い系統に属するもので化石の記録は古生代石炭紀までさかのぼります。
そんな歴史がありながら、成虫として生きられるのは、わずか5時間です。
何とも儚いと感じるのは私だけでしょうか。



カブトガニは、4億5千万年に姿を現してから、ほとんど形を変えていないことから、生きた化石ともいわれています。
クモやサソリの中まで、蟹とは系統的に関与していません。
だらだらすごして生きのびた、とのんきに解説されていますが、生息数が激減しているそうです。
カブトガニは、医療機器の消毒のチェックにおいて、なくてはならない生物ですので、
生息地を守ってあげてほしいと願います。
詳しくは、リンク先をご覧ください。
カブトガニの「青い血」が医療分野で重宝される理由とは?
https://nazology.net/archives/111490



ヤンバルクイナは、沖縄県の本東北部、山原(やんばる)地域に生息している固有種です。
全長は35センチ、体重は340~430グラム。ほとんど飛ぶことはできません。

ヤンバルクイナに関する新発見が2022年9月20日に発表、報道されました。

帝京科学大学などの研究チームが23羽の標本から脳の形を推定しました。
ヤンバルクイナのような空を飛べないクイナ類は、
飛べるクイナ類よりも脳が大きく、賢い可能性が高いとのことです。

飛べないクイナ類は、首も大きい脳を支えられるようにできています。


帝京科学大学 島田将喜准教授によると、
飛べないクイナ類は人類と同じ2足歩行である、と。
研究は「常時2足歩行が脳の大型化を容易にした」仮説を支持するもので
人類学的にも興味深い成果だ、ということです。
(・∀・)? 9月17日の記事で、ダチョウは脳が小さくて、
頭も小さいから生きのびたと書いたばかりです。
環境に応じて、生き延びる戦略は違うということでしょうか。
もしくは、ヤンバルクイナのような鳥は、空を飛べないからこそ、
賢くなって生きのびることができたのかな、と思いました。

コモドオオトカゲは、爬虫類の爬虫綱有鱗目オオトカゲ科オオトカゲ属に分類されるトカゲです。
インドネシアのコモド島やリンチャ島に生息しています。
体長3メートル、体重150キログラムに達するものもいます。
祖先はオーストラリアで大型化し、インドネシアに渡った個体群は生きのびましたが、
元の生息地ではいなくなっています。深い海に囲まれて、敵の侵入を防ぐことができたことが幸いでした。



今日も良い一日をおすごしください。
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