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第39回 兵庫県高等学校書道教員展 2

兵庫県の高校の書道部の顧問の先生たちによる作品の続きです。

両忘 神田あゆみ

両忘
神田あゆみ
兵庫県立洲本高等学校

両忘(りょうぼう)とは、禅語の一つです。
「物事を比較で考えずに、本来の目的や本質から考えましょう。」という意味です。

https://nichi-zen.site/ryobo/

https://www.zen-essay.com/entry/ryoubou

行本あかね 行本あかね

行本あかね
兵庫県立飾磨高等学校

行本あかね

凍峠 先生見舞いに 童たち
夏の蝶 吐息を花に 彼方指す

行本あかね

無精髭 生やし心は 野菊好き
冬田の面 素顔の月が 労いぬ

点滴穿石 大住説諭紀仁


点滴穿石(てんてきせんせき)
大澄諭紀仁
兵庫県立姫路商業高等学校

一滴一滴の小さな水滴でも、同じ位置に落ち続ければ、
長い年月を経ていくうちには、固い石にも穴をあけるという意味から、
小さい力でも積み重なれば強大な力になることのたとえ。

汾上驚秋 蘇頲 前田典子

汾上驚秋 蘇頲
前田典子
兵庫県教育委員会事務局

汾上驚秋(汾上にて秋に驚く 蘇頲) 五言絶句

汾上驚秋 蘇頲

北風吹白雲   北風が白雲を吹き流す日、

萬里渡河汾   私は万里を行く旅の道すがら、汾水を渡った。

心著逢搖落   私の心中はたださえ旅の思いに沈んでいるものを、
           あたかも万物の枯れしぼむ季節にめぐりあっては、

秋聲不可聞   風に散り舞う枯葉が伝える秋の物音など、
とても耳にするにしのびないほどのうら悲しさにかき乱されたのである。

https://ameblo.jp/kyounokokuban/entry-12430901666.html

平常心是道 小出水博

平常心是道
小出水博
兵庫県立伊川谷北高等学校 (本会顧問)

平常心是道(びょうじょうしんぜどう 又は へいじょうしんこれどう)
広辞苑で「平常心」と調べると普段通りで平静である心」とあります。
ですからそのまま読めば
「どんな状態でも冷静で平穏な心で日常を過ごすことが大事なんだ」と読めます。

人は仏道を求めてあくせくしますが、それはどこか遠い到達点にあるのではなく、
自らの日常の心にほかならない、という大肯定の思想をあらわす言葉です。


教養の深さに、勉強になります。
ありがとうございます。

続きます。
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