ミャンマー獄中記 久保田徹 M101超新星現る!
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5月25日のクイズと数独です。
映像作家の久保田徹さんが、去年の7月にミャンマーで取材中に軍に連行されました。
悪名高いインセイン刑務所に収容された久保田さん。
いつ解放されるかわからないまま綴った当時の獄中生活の様子を紹介しています。
幸い111日後に恩赦という形で解放されましたが、取材を通じて知り合った現地の友人とは
離れ離れになったままです。
久保田さんは現地で暴力を奮っただとか、決して危害を加えることはしていません。
ただ、デモの様子を冷静に、忠実に記録しようとしていただけです。
取材を目的に危険な国へ乗り込むことには賛否両論があると思います。
しかし私たちは勇気あるジャーナリストのおかげで現地の情報から
私たちの国にあるものないもの、比較検討ができ、国際社会を知ることができます。
久保田さんが無事に帰国されてよかったです。



山形県山形市にお住いの日本屈指のアマチュア天文家・板垣公一さん(75歳)が
5月19日、おおぐま座の銀河M101の中に、超新星2023ixfを発見しました。
172個目の超新星発見となります。
おめでとうございます。

Craig Stocksさん撮影
https://www.facebook.com/craigstocksphotography/
M101銀河は、地球からの距離は2100万光年。
わりと近くにある銀河です。
記録に残っている限り、これまで4個の超新星が現れています。
今回の超新星2023ixfは、太陽の8倍以上の恒星が
最期を迎えるときに重力崩壊を起こして爆発するII型超新星です。
スピッツァー宇宙望遠鏡が2004年から2019年に撮影した中間赤外線画像には
爆発前の赤色超巨星と思われる天体があり、太陽の15倍の質量と思われるとの報告があります。
12等級なので、口径20㎝クラスの望遠鏡が必要ですね。
位置的に、北の空で一晩中見られますから、夜間、
天文台の観測会でリクエストすれば見せてもらえるかもしれません。
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/13040_sn2023ixf
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