最強の勉強法
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朝日新聞2月4日の朝刊、求人情報 A STAGE(エー・ステージ)の広告欄、最強の勉強法の2回目です。
休憩や睡眠を効果的にとって勉強の能率をアップしよう
勉強に集中できる時間は1時間半
長時間集中して勉強すればするほど、多くのことが身につく。そう教わってきた人は多いと思います。しかし、脳科学的にみるとこの考えは決して正しいとは言えません。なぜなら脳も体と同じように、長く使うと疲れてしまうからです。みなさんは肉体的な疲労はご存じですね。体を断続的に動かしていると、筋肉に疲労物質がたまり、だんだん体を動かすのが嫌になってきます。あるいは筋肉の一部が断裂して、なかなか次の収縮運動ができなくなってきます。そこでたいがいの人は休憩をとるでしょう。
では、脳が疲れるとはどういうことなのでしょうか。脳は、外から入ってきた刺激や情報をインパルスという電気信号で受け取って、次の神経細胞へ伝えていくという作業を繰り返しています。これを長く続けると、だんだん次の神経細胞にバトンタッチしにくくなってきます。これが脳の疲れる状態。ところが、脳自体は疲れを感じることはありません。そのため、脳の疲れを見張る疲労神経回路が用意されています。これが働くときは、ミスが多くなったり、覚えるスピードが落ちてきています。普通はこのあたりで一休みするのですが、根性を出してやっていると、疲労神経回路自体も疲れてしまって、最後はなにも感じなくなってしまいます。こうなってくると、勉強を続けていてもあまり意味がありません。脳が疲れる目安は、連続して勉強を1時間半ぐらいです。勉強の能率をアップしようとするなら、短時間で脳の疲労をとってやることが大切です。
うろうろしながら、ガムを噛みながら脳を活性化しよう
大脳の約7割は視覚情報処理システムなので、休憩は5分程度、できれば目を閉じて休むといいでしょう。外からの刺激を遮断しただけで、脳にとっては相当な休息効果があります。また、立ち上がって気分転換をするのもいいでしょう。全身の筋肉の中には、筋肉の状態を脳に伝える筋紡錘という装置があります。立ち上がった瞬間、姿勢を制御しなければならないので筋紡錘は脳に情報を伝えます。すると脳幹網様体という部分が刺激されて、脳が活性化されます。立つよりももっと効果的なのは歩くことです。歩くと血液循環がよくなり、脳に新しい酸素が運ばれます。古代ギリシャの有名な哲学者たちのレリーフを見ればわかるように、みんな歩きながら勉強をしていました。
ちょっと行儀が悪いと思われるかもしれませんが、ガムを噛むのも頭の回転をよくするには効果的です。あごの筋肉には脳内の静脈血を心臓に戻すポンプの役割りをする部分があり、ひと噛みするごとにそれが動きます。脳内の静脈血がどっと押し出されると、今度は新しい酸素をたっぷり含んだ動脈血が脳に流れ込みます。
もうひとつ大切なのは、睡眠時間を削らないことです。脳は毎日、記憶したものを睡眠中に整理するという作業をしています。睡眠時間が長いというのは勉強時間が長いのと同じことなんです。勉強は量より質です。仕事をしているから勉強時間が取れないと嘆く前に、ぜひ試してみてください。(談)
睡眠中に記憶を定着させることを信じて、こつこつ勉強していきましょう。(^-^)
休憩や睡眠を効果的にとって勉強の能率をアップしよう
勉強に集中できる時間は1時間半
長時間集中して勉強すればするほど、多くのことが身につく。そう教わってきた人は多いと思います。しかし、脳科学的にみるとこの考えは決して正しいとは言えません。なぜなら脳も体と同じように、長く使うと疲れてしまうからです。みなさんは肉体的な疲労はご存じですね。体を断続的に動かしていると、筋肉に疲労物質がたまり、だんだん体を動かすのが嫌になってきます。あるいは筋肉の一部が断裂して、なかなか次の収縮運動ができなくなってきます。そこでたいがいの人は休憩をとるでしょう。
では、脳が疲れるとはどういうことなのでしょうか。脳は、外から入ってきた刺激や情報をインパルスという電気信号で受け取って、次の神経細胞へ伝えていくという作業を繰り返しています。これを長く続けると、だんだん次の神経細胞にバトンタッチしにくくなってきます。これが脳の疲れる状態。ところが、脳自体は疲れを感じることはありません。そのため、脳の疲れを見張る疲労神経回路が用意されています。これが働くときは、ミスが多くなったり、覚えるスピードが落ちてきています。普通はこのあたりで一休みするのですが、根性を出してやっていると、疲労神経回路自体も疲れてしまって、最後はなにも感じなくなってしまいます。こうなってくると、勉強を続けていてもあまり意味がありません。脳が疲れる目安は、連続して勉強を1時間半ぐらいです。勉強の能率をアップしようとするなら、短時間で脳の疲労をとってやることが大切です。
うろうろしながら、ガムを噛みながら脳を活性化しよう
大脳の約7割は視覚情報処理システムなので、休憩は5分程度、できれば目を閉じて休むといいでしょう。外からの刺激を遮断しただけで、脳にとっては相当な休息効果があります。また、立ち上がって気分転換をするのもいいでしょう。全身の筋肉の中には、筋肉の状態を脳に伝える筋紡錘という装置があります。立ち上がった瞬間、姿勢を制御しなければならないので筋紡錘は脳に情報を伝えます。すると脳幹網様体という部分が刺激されて、脳が活性化されます。立つよりももっと効果的なのは歩くことです。歩くと血液循環がよくなり、脳に新しい酸素が運ばれます。古代ギリシャの有名な哲学者たちのレリーフを見ればわかるように、みんな歩きながら勉強をしていました。
ちょっと行儀が悪いと思われるかもしれませんが、ガムを噛むのも頭の回転をよくするには効果的です。あごの筋肉には脳内の静脈血を心臓に戻すポンプの役割りをする部分があり、ひと噛みするごとにそれが動きます。脳内の静脈血がどっと押し出されると、今度は新しい酸素をたっぷり含んだ動脈血が脳に流れ込みます。
もうひとつ大切なのは、睡眠時間を削らないことです。脳は毎日、記憶したものを睡眠中に整理するという作業をしています。睡眠時間が長いというのは勉強時間が長いのと同じことなんです。勉強は量より質です。仕事をしているから勉強時間が取れないと嘆く前に、ぜひ試してみてください。(談)
睡眠中に記憶を定着させることを信じて、こつこつ勉強していきましょう。(^-^)
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こんにちは!そうですね、能率が下がらないように休憩は必要ですね! 私は、大手の運送会社でベルトコンベアを流れてるの上の数字を読み取って瞬時で入力する仕事をしています。 年齢のせいか最近はちょっと老眼が・・・ でも、20歳の女性に負けないくらい集中力はあります。 だってそのためにDHAを努めて摂る様にしています。 それから、何事も一生懸命頑張れば身体も疲れます。 でも、頑張っている時は全ての不安は汗に沈める事ができるし、心地よい疲れは熟睡をもたらしてくれて、明日への活力をもたらしてくれます。 何事も適当ではなくとにかく一生懸命がんばることですね! ご無沙汰してました!
お元気ですか???
11月3日よりブログ引っ越します~。 今までのトコロは閉じませんが、更新しなくなります。 もしよろしければリンク貼り替えお願いします~。 http://y4busy3rn.cocolog-nifty.com/blog/ はじめまして。
はじめまして。「ブログスカウト」の原田と申します。
東京の渋谷にあるコンテンツ制作会社(ライトアップ)で、 人気ブロガーさんのスカウトを担当しております。 「ブログスカウト」 http://blogscout.jp/ 様々なニュースサイトでも紹介されたサービスです。 http://www.venturenow.jp/news/2007/06/26/2356_014788.html 現在、弊社では自動車保険の見積もりを一括で出来るサービスを、 ブログでご紹介して頂ける人気ブロガーさんを探しています。 指定の素材を掲載していただくだけの簡単なPRですので、 ぜひともご協力いただければと幸いです。 ※ご掲載いただいき、条件を満たしていただいた方には、 謝礼もご用意しております。 詳細につきましては、メールにてご案内させていただきたいと思います。 ご興味いただけましたら、以下までご連絡ください。 すぐにメールにて詳細をご説明させて頂きます。 ⇒ h.harada@media.writeup.co.jp ご連絡を心よりお待ちしております。 # 突然コメントを書込みました失礼をお許しください。 今回、どうしてもご連絡を差し上げたかったのでこのような 形でアプローチさせて頂きました。 こちらのブログにふさわしくないようでしたら、お手数ですが 削除をお願い致します。
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